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【誰でも幸せになれる理由】 人生は「修行だ」と私はそう考えています。 修行というからには楽ではない。 楽だと修行になりませんからね。 だから生きていると嫌だなと思うことがあったりするのです。 もちろんひとりさんもお弟子さんたちも日々修行しています。 ただ、私たちの修行は他の人と違って非常に楽しいのです。 例えばお弟子さんたちと旅行に行って、旅館に入ると目が点に なるぐらい凄いところだったということもあります。 だけどそのとき私たちは 「あら、ひどいね〜」ではないのです。 ここの旅館をお金をかけないで流行らせるゲームを始めます。 そうするとみんなで 「入り口をこういうふうにして掃除して」 とか 「こんな料理を作って」 とか 要はその旅館のことで遊んでしまうのです。 だから「ひどいね」って、お手上げにするのでなく 「どうしたらいいだろう」という。 そうやって考えるのは、楽しいゲームですよね。 ところでみなさん幸せになりたいでしょう? 「幸せって何だろ」という人がいるけれど、幸せというのは心が感じる事なのです。 例えばアルプスを見て感動して「凄いな〜」と思うけど、 毎日アルプスを見ているわけにはいかない。 私たち日本に住んでいますからね。 だけど、道ばたで咲いているタンポポを見て、「すごい可愛いな」と思えたら 海外まで出かけて行ってアルプス見なくても幸せですよね。 ということは、幸せは幸せの基準を下げる事ができたら幸せなんですね。 じゃぁ、あなたの一番の幸せは何ですか? 「そりゃ、3度のご飯が食べられることですよ」としたら、その人はしわせなんですね。 だから幸せってその人がどう考えたら自分が幸せかを考えれば良いんですよね。 ただ私たちの場合は普通に考えない。 これもゲームして遊ぶんです。 ほんとのことを言うと、この話あまり好きでないのですが、たまに調味料として使う事があって。 人間って必死になれば大概の事は解決できるんです。 変な話、ここの50万円の宝石があるとします。 「あなたこの宝石売ってきてください」 「いやぁ〜、私になんか絶対売れっこありません」 そのときに 「でも一ヶ月以内にこの宝石が売れなければ銃殺と決定しました」 そういわれたとしたら、 その人は親だろうが何だろうが手当たり次第知り合いに電話して売ろうとするのです。 だから「絶対にできない」という言葉を口にする時は、必死になってもできない事をいうのです。 必死になったらできることは「できないこと」じゃない。 それはできることなんです。 例えばこれジョークとして あなたが今幸せを感じていないとします。 そんなあなたの私がこういいます。 「今から一時間以内にあなたが幸せだと言う事をみんなに証明してくれなかったら 銃殺、と決定しました。 そうしたら、あなた必死になりますよね。 「いやぁ、朝目覚めただけでしあわせです!寝たらそのまま向こうの世界に行ってしまった人の 事を思うと、こんなしあわせなことはないですよ」とかね。 「毎晩、布団の上で寝れて幸せです」とか。 「家族や友達がいて幸せじゃないですか!」とかいろいろ言いますよね。 という事は、幸せになろうと思えば誰だって今ここで幸せになれるんですよ。 本当はあなた幸せなんですよ |
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